クラウド

GoogleとMicrosoftの政府システム調達の争い

OfficeのWeb化、オンライン化は数年前からブログの話題としてもさんざん取り上げてきたのだが、クラウド時代の進行とともに新しい段階に入ってきたようだ。それは政府調達のOfficeの選択である。 Google、政府システム調達めぐるMicrosoftとの戦いで..(ITmed…

クラウドはパブリックとプライベートの融合が理想

クラウドといっても、GoogleやAmazonなどの大手5社くらいしか残らないのではないかと言われてきたパブリッククラウドと、企業内部などのプライベートクラウドの流れがある。Oracleに言わせると両者を融合した形が理想的だという。当初はあまりクラウドを相…

Google eBooksは広告連動型メディアクラウドへ向かうか

Google eBookstoreがオープンされたばかりだが、今後これがどういう影響を及ぼすことになるのか、アナリストが予測している。それは「広告連動型メディアクラウド」への道というものだ。 「Google eBooks」は広告連動型メディアクラウドへの道を開く(ITmedia)…

仮想マシン上のデータのセキュリティ

クラウドの前提である仮想サーバーと仮想ストレージは現在のトレンドになっている。その上で業務上のデータはどのように管理されているのか。Symantecによると、いまだ適切に管理されていないのだという。 仮想マシン上の重要データを適切に保護しているIT管…

クラウドデータのセキュリティの不安

米国はクラウドが進展しているといえるだろうが、それでも根強くセキュリティへの不安は大きいようである。大企業ほど、万が一の場合の特定責任者の所在がはっきりしないことへの不安が大きいようだ。 企業はクラウドデータのセキュリティに不安――米調査(ITm…

ニューヨーク市でMicrosoftのクラウドサービスを導入

電子政府や電子自治体と言われるが、ニューヨーク市ではMicrosoftのクラウドサービスを導入するという。市側からすれば年間1000万ドルの経費節減に、Microsoftからすれば一気に10万人のクラウドユーザを獲得することになるという。 Microsoft、ニューヨーク…

Amazon EC2に低価格「Micro Instance」

Amazonがクラウドにさらなる価格攻勢をかけるか。Amazon EC2に1時間2セントからのサービス「Micro Instance」を追加するという。プライベートクラウドに参加する敷居がまた低くなりそうだ。 Amazon EC2に低価格オプション「Micro Instance」(ITmedia) Amazon…

国内プライベートクラウド市場の成長

国内のプライベートクラウド市場が、この4年ほどで年率30%近くの成長を続けるという見通しがある。Web2.0の時代から続き、すっかりクラウドはITの世界の中では定着した概念になったように思える。ただし、いざ自分の組織での話となると、まだまだ見通しは…

Amazonクラウドサービスの日本語サイト開設

アジア太平洋地域にクラウドサービスAWS(Amazon Web Services)を拡大しているAmazonが、日本語版サイトを開設している。これまでも英語版のままでもAmazonクラウドを利用するのに特に問題はなかったが、日本語で説明を読めることで今後クラウド導入を検討す…

プライベートクラウドはどうなる

Amazon、Google、MicrosoftあるいはSalesforceなどの、いわゆるパブリッククラウドに対して、それらに頼らないプライベートクラウドとは何かは、まだ今後の位置づけは流動的のようである。これまでクラウドベンダーがクラウドに対する啓蒙を行ってきた面があ…

Amazonクラウドのメリット

「Interop Tokyo 2010」のAmazonのクラウドサービス部門の幹部が講演を行って、Amazonクラウドのメリットに関して強調している。特に目新しい情報はないのだが、クラウドの啓蒙的な内容だったようである。 米Amazon Web Services幹部が語る「アマゾンクラウ…

クラウドはセキュリティが不安?

IDC Japanの国内調査によると、企業のクラウド利用はまだまだセキュリティに対する不安が大きく、それほど進んでいないという結果であったようだ。 パブリック・クラウド、やはり「セキュリティへの不安」..(COMPUTERWORLD.jp) それによると「セキュリティに…

Office 2010のWeb版は期待はずれか

Office 2010の発売が6月に近づいているが、最も注目されるのはデスクトップの新版ではなく、初めて登場するWeb版のOfficeである。どこまでデスクトップ版と同じことができるのか、機能制限はどこまでかである。単なるWebサービスというより、今となってはMic…

Windows Azureが正式リリース

MicrosoftのクラウドというべきWindows Azureが正式提供を開始した。これでパブリックなクラウドはAmazon、Google、Microsoftの構図がはっきりしてきたといえるだろうが、Windows Azureはどんな方向へ進んでいこうとしているのか。 Microsoft,「Windows Azur…

Amazon EC2がボットの災難

予想はされていたことではあるが、とうとうクラウドもボットの標的になってきたようである。Amazon EC2が初めてといえるボットの被害に遭った。 アマゾンのクラウドサービス「EC2」に続く災難--ボットネットと停電障害(CNET Japan) EC2はかなりユーザが自由…

Hadoopユーザ会が発足

クラウドにオープンソースソフトウェアの中核になるHadoopの企業導入が進んできそうである。国内でHadoopユーザ会が発足し、サポートする企業も増えてきているようである。また草の根的なクラウドの立ち上げのきっかけにもなりそうである。 分散処理ソフト「…

クラスタで計算可能なExcelの開発

Excelも、クラスタ上での実行が可能な並列コンピューティングによるアプリケーションとなるのだろうか。Microsoftによってスーパーコンピューティング向けExcelが開発されているという。 MS、スーパーコンピュータ向け「Excel」を開発中--クラスタで計算可能…

Amazon EC2クローン Eucalyptus 1.6.1リリース

楽しみなクラウドの本命となるかもしれないAmazon EC2クローン Eucalyptusがリリースされた。新版のUbuntu 9.10にも標準でバンドルされているから、いよいよUbuntuもサーバーの本命となってくるかもしれない。 オープンソースのクラウド基盤「Eucalyptus 1.6…

Amazonが「Amazon RDS」を発表

従来型業務サービスをクラウドへの本格的移行するための大きな問題の1つは既存のデータベースをどうするかという問題があった。2009年はクラウドデータベースが焦点となる年であるとも言われていた。もう年末に近づいてきたが、Amazonの1つの回答がこれで…

Office Web Appsの評価はいかに

Office Web Appsのテクニカル・プレビュー版が一部の外部テスターに公開され、その評価もいくつか出始めてきているようだ。自分もWindows Liveのアカウントを持ち、SkyDriveのユーザでもあるので、招待状メールが届かないかと期待していたがなしのつぶてだっ…

九州大学がIBM・Googleのクラウドに参加

クラウドの主導権争いの中で、クラウドベンダーは実験とアピールの意味も兼ねて、世界の大学と提携してクラウドのプロジェクトを薦めている。GoogleとIBMは、すでに2年前から米国の有名7大学を中心に「並列計算」の研究プラットフォームとして提供を行って…

Amazonが「Virtual Private Cloud」提供へ

クラウドサービスを提供するAmazonが、従来のサービスに加えて「Virtual Private Cloud」を提供することになるという。クラウドも初期の次の段階に進んでくるということだろうか。 アマゾン、クラウドサービス「Virtual Private Cloud」を提供へ(CNET Japan)…

Appleもクラウド参入か?

Appleがノースカロライナ州に巨大なデータセンターを建設予定であるそうで、これがAppleのクラウド参入の布石ではないかと憶測されている。以前からクラウドの時代には、5社くらいしかクラウドベンダーとしては生き残らないのではないかと言われているが、…

クラウドを採用する基準

GoolgeとMicrosoftも、クラウドの主導権をめぐって争うことになりそうだが、果たしてGoogle AppsがMicrosft Officeの脅威になるかということが1つの焦点になっている。しかしそれだけとも思えない。 Google AppsはMicrosoft Officeにとって脅威か?(ITmedia)…

Red HatのKVMとクラウド戦略

Redhatが Redhat Enterprize Linux + 仮想化 KVM でクラウドのインフラを提供する戦略を明確にしている。仮想化はOSの一部になるものとし、OSと仮想化の両方を持つのは、すでにMicrosoftとRed hatだけであるとしている。 「2年後にはハイパーバイザーの話題…

サーバー仮想化ソフトの主流はどうなる

クラウドのベースになる「サーバー仮想化」ソフトを巡る争いが激しくなってきている。ここにきて、これまで仮想化サーバーの主流と思われていたXenがXenServerの新版を、そしてLinuxの大御所のRedHatがKVMを本格化させる。 Citrix、無料サーバ仮想化製品「Xe…

Sunのクラウドはどうなる

Oracleによる買収が決定したことにより、Sunの所有する製品や技術の行く末が懸念されている中、Sunの開発者向けカンファレンス「Community One West」の中で、クラウドの計画が明らかにされている。 サンのクラウドは、Amazon EC2とどう違うのか?(@IT) サン…

AmazonクラウドにHDD発送

そうか、その手のあったかと冗談に思ってしまった。Amazonクラウドに大量のデータをアップロードする方法である。クラウドは使えるリソースが大きい。必然的に処理するデータも大量になる。少なくとも最初にこうしたデータをクラウドに転送するのは大変であ…

Google App Engine がJavaをサポート

クラウドの元祖でありながら、Amazonを追う立場になっているGoogleのクラウドに新しい動きがあった。これまで開発者向けにPythonしか使えなかったApp Engineの環境に、Javaをサポートすることになるという。PHPのような他のLL(Light Weight Language)をサポ…

Amazon Elastic MapReduceが公開

クラウドで先頭を走るAmazonがEC2上で利用できるHadoopの分散処理サービスである「Amazon Elastic MapReduce」のベータ版を公開した。もともとHadooop MapReduceはGoogleのMapReduce互換のオープンソースであり、Apacheプロジェクトから公開されているもので…