世相

無線LAN普及へ国が補助金

東日本大震災の経験から、災害時や緊急時などの回線確保は重要なインフラ整備であることを痛感させられた。携帯電話の基地局が被害を受けていなくても携帯電話が繋がらない、固定電話も同様で、通信キャリアだけに頼る危うさを感じさせられたのである。そこ…

公務員のソーシャルメディアの私的利用

選挙のネット利用が解禁されたが、一方で公務員のtwitterでの暴言事件があっったことから、ソーシャルメディアの私的利用の注意がなされているという。社会人としてはずいぶんとレベルの低い話であると思える。 国家公務員のソーシャルメディア私的利用の留…

ネット活用の選挙運動の効果は

参議院議員選挙まであと3週間となったが、政局とは別に今回から選挙運動にネットが解禁されたことが話題となっている。マスコミがさかんと報じる割には一般国民にとっては、何を今さらというところではないだろうか。 ビッグデータで“票読み”を 参院選、事…

Appleが日本でのスマホ特許訴訟で勝訴

AppleとSamsungのスマートフォンをめぐる特許侵害訴訟は、世界各国で展開されていて、それも複数の項目についてそれぞれ行われているから、傍目からは何が何だかわからない。Apple側からすればAndroidの陣営を足並みをかき乱すという特許戦略から当然のこと…

猪木が日本維新の会から参議院選出馬

アントニオ猪木が70歳にして、日本維新の会から参議院選に出馬、18年ぶりの国政復帰を目指すことになった。「維新」といったら長州力だろうが、というツッコミはともかく、長年の猪木ファンとして言いたいことは山ほどあるが、その一部だけにとどめておこう…

長嶋氏・松井氏に国民栄誉賞

エイプリルフールかと思いきやそうではなく、長嶋監督と松井の国民栄誉賞のなんとW受賞が内定したという。号外まで出たというから久しぶりの大きな話題である。 長嶋、松井両氏に国民栄誉賞(スポーツ報知) 長嶋さん、松井さん国民栄誉賞 ミスター、まな弟子…

ロシアの大都市に隕石落下

北朝鮮の核実験が問題になっていた矢先、ロシアの大都市にはなんと隕石落下で被害という前代未聞の出来事が起こった。普通、隕石は大気圏内で燃え尽きて消滅してしまうものだとされているが、何が起こったのだろうか。 多数の負傷者は世界初、衝撃波で広範囲…

東京メトロ駅で無料の無線LAN

やっとというか、地下鉄で無線LANサービスの開始された。東京メトロ地下鉄の各駅だが、評判がよければ今後各路線に広がるだろうがどうなるか。以前ならノートPC向けのサービスだったのだろうが、今やスマホ、タブレットの時代である。 東京メトロ駅で無料の…

PC遠隔操作事件の犯人逮捕

だいぶ世間をお騒がせしたPC遠隔操作事件の犯人が逮捕されたとの報道がマスコミで速報されていた。誤認逮捕があったことから即断はできないが、事件も一段落しそうではある。 PC遠隔操作事件、男を逮捕(ITmedia) 「全く事実ではない」逮捕の男は容疑を否認 P…

SNSは福音伝道の新天地

宗教もSNS化するか?と感じられる話ではある。昨年末にローマ教皇が初ツイートしたという話題があったが、よほど感触が良かったのか、今度は「SNSは福音伝道の新天地」であると説いている。 ローマ教皇「SNSは福音伝道の新天地」(ITmedia) ローマ教皇の初ツ…

スマホで家電遠隔操作の規制緩和へ

「スマホから自宅の家電を遠隔操作」といっても特に目新しさを感じないどことか、まだ実現されていなかったのかという意外性の方が強い。そこには50年前に施行された法律の規制の壁があったという。 スマホで家電遠隔操作、経産省が規制緩和へ 開発後押し(IT…

SNS疲れに「ソーシャルデトックス」

あまり聞き慣れない言葉だが「デジタルデトックス」転じて「ソーシャルデトックス」が必要になってくるという。そろそろ「SNS症候群」が出てきているので、そのストレスに対するガス抜きも必要というわけである。 SNSに6割が不満-SNS疲れには「ソーシャルデ…

大学生が高校教科書を個人で発行

ちょっと気になったのが「大学生が高校教科書を個人で発行」というニュース。まだ大学生なのに凄いね、という感想だけではなく、現在ではいろいろな可能性が含まれていることを考えさせられたからである。 大学生が高校教科書を個人で発行 春から教室で使用…

出版社の著作隣接権とは

電子書籍の登場から出版の不況の世の中にあって、デジタル時代に対応した出版社などに著作権に準じる「著作隣接権」なるものを与える法制定の議論が進んでいるのだそうだ。「著作隣接権」という言葉の響きそのものからして、あまり良い印象は持てない気がす…

2012年の最も関心事はダウンロード違法化

2012年は2011年の震災のような大きな出来事はなかったが、世の中ではあまり良いこともあったとはいえない。政権が変わったからといって国民の暮らしがよくなるとも思えない。ネットニュースの中で最も関心があったものは何かといえば「ダウンロード違法化」…

2ch元管理人が書類送検

2ちゃんねるの創始者の西村ひろゆき氏が書類送検されたという。それも掲示板への覚醒剤売買の書き込みを放置した疑いだとか。ちょっと考えてみただけでも、これは無理筋の話ではないだろうか。Winnyの作者を起訴して結局無罪になった事件が思い出される。 2…

衆議院選挙投票日

ようやく衆議院解散になったかと思っていたら、いつのまにか投票日当日になっていた。第3極などといわれる新党も含め、12党が乱立する選挙になっているか、肝心の有権者の方は午前中の時点では盛り上がっていないようだ。 投票率14・03%、大幅ダウン…

ネットで「開票特番」

衆議院選挙がもう2日後に迫った。昔は選挙速報といえばテレビの特番と決まっていたものだが、今回はネットでもさまざまな情報サイトから結果がいち早く得られそうだ。4年以上前にアメリカ大統領選でオバマ大統領がYouTubeを使って有権者との対話を行なって…

ローマ教皇も初ツイート

限られた文字数とはいえ、世界に影響力を持つ人が発信する情報には多くの人々が耳を傾ける、という印象を持ったのが、ローマ教皇もTwitterで初ツイートしたという話題である。Twitterもカトリック公認のものになったといえるのだろうか。 ローマ教皇の初ツイ…

Androidスマホのネット利用時間がPCを上回る

世間ではスマートフォンを持っている人が目立つようになったが、Androidスマホの利用者1人あたりがPCの利用時間を上回ったという調査結果がある。 Androidスマホからのネット利用時間、PCを上回る ニールセン調査(ITmedia) それによれば、月間利用時間でス…

シャープはどこで間違えたのか

長引く不況、円高の影響の中で日本経済全体が疲弊している感があるが、その中で日本を代表するメーカーが落ち込んでいる例も少なくない。今回のシャープの落ち込みも驚きである。個人的には実家のテレビがデジタルに移行したとき、これしかないというわけでA…

Apple対SamsungはAppleに有利な評決

「困った」というより「やっぱり」という感が強い。AppleとSamsungのスマートフォンの特許訴訟で、米国ではどうやらAppleの大勝利となったようだ。各国での訴訟合戦はあるし控訴もあるだろうからまだまだ続くだろうが、業界の動きはもっと早いだろう。 Apple…

五輪でも売れないテレビ

五輪直前のテレビ商戦はかつての面影はなく、盛り上がらなかったようだ。もともと昨年にはデジタル化が完了し、駆け込み需要後の反動がきていることもあり、五輪の放送を見るために新しいテレビ買い換えるなどということは現実的ではなかったということであ…

違法ダウンロード刑事罰化はあいまい

今日とうとう消費税増税の法案が衆院を通過してしまったが、並行するように先日衆院を通過した著作権法改正法案が参院も通過、10月1日施行が決定してしまっている。「決められない政治」が「決められる政治」へと動いていると国民に思わせたいのかもしれない…

違法ダウンロード刑罰化法案が衆院で可決

今に始まったことではないが、著作権法に関連して、違法アップロードした側のみならず、ダウンロードしたユーザの私的利用にも刑事罰を与えるという、直感的に考えれば「トンデモ法案」が衆議院で可決されてしまった。消費税増税、原発再稼働問題に隠れたど…

LenovoがPC生産の一部を日本移管

かつて隆盛を誇ったNECのPC部門もLenovoに事実上買収されて、日本国内でのPCのハードの時代は過去のものとなったように見える。そんな中、そのLenovoの法人向けPCの一部の製造を再び日本国内に「逆輸入」されるという。過去のブランドイメージとはどう変わっ…

エルピーダメモリが破綻

エルピーダメモリがついに経営破綻した。もともと世界市場で競争激化しているところに加え、昨年の震災の影響、タイの洪水、そして急激な円高がトドメになったようだ。日本はDRAM技術に優れると言われてきたが、肝心の経営母体が立ちゆかなくなったのは、デ…

国民に「マイナンバー」

消費税の値上げにばかり腐心しているように見える現政権だが、これも関連した「一体改革」の一環なのだろうか。国民に共通番号を割り振る法案が簡単に閣議決定された。 国民に「マイナンバー」 共通番号法案を閣議決定..(ITmedia) 自殺対策「GKB47」を撤回「…

結婚紹介サイトの出会いアルゴリズムとは

どうでもよい内容の記事ではあるが、出会い系サイトではなく結婚紹介サイトのアルゴリズムに異議を唱えている研究者がいるということが気になった。誇大広告の薬品かサプリメントの効果に医者が異議を唱えているようなもので、米国ならではというところか。 …

新著作権保護法案に抗議してWikipediaが24時間停止へ

米国では新著作権保護法案をめぐって、まさに国論を二分するような議論の応酬が行われているようである。さながら既存メディアとネットの対立の構図のようでもある。Wikipediaもこれに抗議して、米国だけとはいえ、24時間のストライキならぬサイト閉鎖を行う…