ヘビーブロガーはニュースサイト好き

 アメリカの調査だが、ブロガーはネットのニュースサイト好きという傾向があるという。なんとなく当たり前のような気もするが、ブロガーはそもそもネット好きであり、日頃からネットのいろいろなところにアンテナを張っているということだろう。

ブログのヘビーユーザーはニュースサイトもお好き―米調査(ITmedia)

 この調査でいう「ヘビーブロガー」とはブログ訪問頻度の高いユーザのことをいっているようだが、単に読むか見るかだけの人でなく、自身もブログを書いている人が多いと思われる。
 ブログを書くためには他のブログを訪問するか、ニュースサイトを訪問するか、ネット検索で関連記事を見つけるかをしているだろう。一般の検索をすると、ニュースもブログを入り混じって検索される。特にブログが普及してからは、ブログも検索結果の上位に来たりするので、情報の質としては玉石混交となっている感はある。検索にわざわざブログを除いた検索があるくらいである。


 数多くあるブログの中にも価値のあるものもあるが、ニュース性のある1次情報としてはやはりニュースサイトで、ブログはそれを受けての2次情報、3次情報に過ぎない。時々自動的な引用をしているサイトに、自分のブログ記事が誤ってニュースサイトと並んで引用されていたりすると、何となく気恥ずかしさを感じることがある。といって「私はブロガーです」などと、まるで評論家であるかのように称するのも恥ずかしい。平凡にブログユーザでいいと思う。


 さて、ブログを書くようになって、それまでネットニュースは何か出来事とか、調べたいことがあったときだけだったが、ブログのネタ探しに日常的にサーベイするようになった。おかげで新聞や雑誌を読んだりするのは情報を仕入れることというより、気休めに不定期に読むものであることを認識するようになった。新聞は読まなくても困らないが、ネットニュースは何日も読んでいないと、やはり情報に取り残された気分になる。ブログを書くのは、自分の中では議論することよりも、現在の情報を確認する意味があるくらいだと思っている。