Windows 7発売日は10月22日

 Windows 7の発売日が10月22日(木)と決まったようである。Vistaの発売日が2007年1月30日だったから、2年半強でアップグレードされることになる。

Windows 7、10月22日に発売--Vistaユーザー向けに特別アップ..(CNET Japan)

 Windows 7 RCが公開されて、そのフィードバックはよかったとのことだが、Vistaが不評をかこっていたのは公然の事実であったから、その反動でWindows 7への期待もあるのだろう。Vistaよりは速そうだとの話もある。自分のRCをやっとダウンロードしたところである。2.5GBあるから(偶然だろうがSkyDriveとほぼ同じ容量である)急いでダウンロードする必要はありませんとのことだったが、そうこうしている間に正式発売日が明らかになった。


 昔のOSならば、新バージョンが出るとそれなりに大きな話題になったものだが、もはやそういうことはないだろう。Microsoftとしてもユーザ側としても、いかにVistaでのマイナスを取り戻すかであろう。Vistaを消極的にでも導入して、アプリケーションが動かないとかセキュリティが変わったりしたことの混乱がようやく収まりかけたところで、Windows 7にアップグレードできて、もっと効率を上げられるようになるかどうかである。また、Vistaの導入を見送ったところでは、古くなったXPからようやく新システムに移行できるかどうかである。早くVistaのことは忘れたいというのが本音のところだろうか。せっかくVistaを導入しているところでに対しては、スムースなWindows 7へのアップグレードは保証してくれるべきだろう。


 個人ユースで最も注目されるのは、ネットブックで実用的かどうかである。RCで試してみたいのは、実のところそこである。これまでは実質的にXPしか選択肢がなかった。これが実用的になると、来年度の各所でのネットブックの導入決定に大きな影響を与えそうな気がする。時期的にも10月ならば4月導入にも間に合う。今、手元にRCをインストールを試せるネットブックがないので、夏ごろまでに適当な機種で試してみたいと思っている。もっとも10月以降、Windows 7対応のネットブック新機種が多く出てくるだろう。