メジャーリーグの試合にtwitter

 twitterの活用で、また1つの試みがなされている。メジャーリーグの試合の実況にtwitterから、ユーザのファンのつぶやきのメッセージを入れられるものであるという。何やら実況チャットのようになりそうだ。

大リーグMLB.tvとMLB.com、試合中に「Twitter」からのコメント投稿が可能に(CNET Japan)

 確かにイベントとか現場からの実況に、twitterで不特定多数の人からのメッセージをリアルタイムで反映させることができたから、スポーツの試合の実況に応用することはできそうだ。試合を実際に見ている人や実況サイトからだけでなく、ネットだけを頼りに観戦している人も参加することができる。大事な場面でもリアルタイムで一緒に盛り上がることができるわけだ。テレビやラジオ、ネットの中継を一方的に見るだけではない、新しい観戦のしかたともいえるかもしれない。


 チャットだと、ある程度特定の相手との会話が主になるが、twitterはどちらかといえば独り言の集まりだから、あまり特定の相手を意識せずに投稿できるだろう。ピッチャーを誰に代えろだの、代打に誰を出せとか、プレーに対する賞賛やブーイングなどは球場の中にいるような雰囲気を、ある程度感じることができるかもしれない。


 メジャーリーグである程度話題になれば、日本のプロ野球にも取り入れられる可能性はあるだろう。またしくみは簡単だから、他のスポーツでも取り入れらることにもなるかもしれない。もっとも、プロスポーツの人気以前に、twitterがどれだけ認知されてくるかにかかってくるだろう。ここ1年で米国で急激にユーザ数を伸ばしてきたtwitterならでは話題ではある。