Google検索の画面が刷新
日本ではGW明けの頃から、Google検索の画面が変更になったことに気が付いた。GoogleのWebサービス全体は、半永久的にベータ版みたいなものだから特に驚くことでもないが、10年近く見慣れたGoogle検索の画面だけに、やや違和感があることも確かである。例によって、eWEEKの記事では、このことをネチネチと取り上げている。
Googleの新しいデザインが嫌われる理由(ITmedia) Google、検索ページを刷新 Bing似のツールパネルを常設
一見すると検索結果のページがBingのそれとレイアウトが似たものになった。これまでのシンプルな検索結果と検索広告の2段組から、左側にパネルが加わった3段組になった。偶然か意図的にBingに合わせたかは定かではない。以前にiGoogleのページにもデフォルトで左側に「ホーム」のパネルが加わった。検索結果画面もこれに合わせたものだろうか。ただiGoogleの方はカスタマイズが可能ではある。長年Google検索の画面を見慣れていると、左側パネルが確かに邪魔に感じられる。
Googleの新しい検索画面
もちろん検索結果そのものが変わっているわけではないから、どうでもよい感覚だけの話ではある。MicrosoftがOfficeの操作画面をガラリと変えて処理効率を落としたときの不評などとは比べるべくもない。
Googleといえば、どのWebサービスでも基本的にリンクだけのシンプルなページの印象があるが、最近はデザインやカラーもバラエティになりつつあるようだ。圧倒的なシェアを誇るとはいえ、Bingなどの追い上げに対抗する上で、初級者などにもわかりやすくという方針になってきているのかもしれない。そういえばかつてはYahoo!検索は初級者向け、Google検索は上級者向けというイメージがあったように思うが、そうした色分けもなくなってきているだろう。