Google Chrome 6の安定版リリース

 Google Chrome 6の正式版が公開された。2年間に何度もバージョンアップを重ね、早くもバージョン6である。Firefox 4のバージョンを抜き、この調子だとあと1年後くらいには、IE9とバージョンが並ぶようになるかもしれない。

Google Chrome 6の安定版リリース 拡張機能同期などの新機能追加(ITmedia)
Google、Webブラウザ「Chrome」の最新安定版をリリース(ITpro)

 さていつものように、Google Chromeの設定→[Google Chromeについて]からアップグレードすることができる。ブラウザ画面を起動しなおすと、若干前バージョンとボタンや設定が変わったようである(バージョンアップされてしまうと前の画面は忘れてしまうが)。書類アイコンと工具アイコンの2つあった設定メニューが工具アイコンだけになっている。そのメニューを表示させると、[ツール]メニューが追加されているようで、従来の書類アイコンにあったメニューが主として登録されているようである。


 些細なことでは、アドレスバーにhttp://の表示が省略されるようになった。わざわざhttp://から手動入力してもEnterを押すと、その部分が消える。確かにブラウザのアドレスはhttp://がデフォルトだから入力は省略できたが、表示もさせなくなったわけだ。ちなみに気になったのでhttps://のアドレスを入力すると、さすがにこちらはhttps://からフル表示される。


 パフォーマンス的には、JavaScriptの実行がさらに高速化されているとのこと。HTML5ではJavaScriptが必須といっていいだけに、これは最低条件といえるのだろう。HTML5対応がどうなっているのかは、HTML5のソースを今後いろいろと試してみるしかないだろう。