Adobe AIR 2.5がリリース

AppleFlashを排除されようとしているAdobeだが、Flash環境のためのAdobe AIRをアップデートした。

Adobe、AIR 2.5をリリース タブレットやテレビにも対応(ITmedia)

 PCだけでなく、スマートフォンタブレットPCまで広くプラットフォームを広げている。さらにテレビまで対応しているという。対応OSも、WindowsMacOSLinuxから、iOSAndroidBlackBerryなど、何でも対応しそうだ。これだけ見ると、Flashが広くアニメーション、動画を占めそうである。あくまでこれらの環境での開発を可能にするということだなのだろう。これだけ広くFlashが果たして次世代まで普及するかどうかは、HTML5や動画の標準コーデック問題とともに注目していかなければならないだろう。


 個人的には、Web上の無駄なFlashはスキップしているし、ただのデザインのためならそれほど必要はないと思う。ただ純粋にアニメーションのコンテンツを作り、Web上で簡単に実現するにはやはり必要なものであろうと思う、Flashビデオの方はYouTube次第というところで、もしYouTubeHTML5動画で十分となれば、Flashビデオは不要ということになるだろう。YouTubeがそうなれば、他の動画サイトも同様になることだろう。Adobeは次世代でWebへの移行をどうするかが問われているようである。