Google Earthとストリートビューが統合

 Google Earthが6となり、ストリートビューと完全に統合したという。Google Mapの航空写真とストリートビューは、Google Earthの地球表面の表示と同様と思われていただけに、自然な話ではあるだろう。しかし相変わらずデスクトップから起動しなければならない。

「Google Earth 6」リリース ストリートビューを統合(Itmedia)
Google Earth、海底探検も可能に(2009.2.3)

 地球表面は世界中あらゆるところ、いや海底でも探索できてしまう。最近ではテレビのニュースでもGoogle EarthやMapsで地域を示していることも増えた。もはやEarth/Mapsは地理情報のインフラといってもよいかもしれない。システムもさることながら、その膨大な写真の量に驚嘆するだけだが、宇宙の方はともかく、地上は次第に様子が変わってくるから、写真もしばしば更新されなければならない。


 試しに「東京スカイツリー」で表示させてみた。建物の名前は表示されるものも、まだ建設されていない更地の状態になっていた。写真の日付も表示されているが2007年1月1日だった。まだ建設前だったらしい。3年以上前だから、都市部だけにそろそろ更新されてもいい気がする。これだけでも世界各地の写真を撮りまくるのが、いかに膨大な作業であるかがうかがえる。



東京スカイツリーの場所


 GoogleWebサービスにはGoogle MapsのようにWebだけのものから、Earthのようにデスクトップにソフトウェアをダウンロードする必要があるものもある。その差は何なのか、はっきりはしないが、いずれすべてのサービスがブラウザ上だけで実行できるようになってほしいものだ。少なくともWindowsのデスクトトップは、必ずしも必要としないことを目指しているはずだからである。