IE9日本語版が公開

 やっとIE9日本語版が公開された。現時点ではWindows Updateからではなく、手動でダウンロードしてインストールするようになっている。これによって、WebサイトのHTML5ベースへの移行が促進されることになるであろうか。

公開が延期されていたIE9日本語版、ついに公開(INTERNET Japan)
IE9 日本語版 (1.1MB) 
Bing & MSN版 IE9 (36MB)

 ダウンロードだけして、まだインストールしてはいないが、表面的な変更よりはHTML5機能を試す場面で利用してみたいものだ。せっかくHTML5仕様でWebページを作成しても、シェアの大きいブラウザでそれが実現できなければ、あまり公開する意味のないものになるからである。


 一応、ベーシックなIE9の他に「Bing & MSN版」なるものもMSNのページからダウンロードできるようになっている。容量が大きい分、あらかじめBingやMSNを利用する上での設定などがなされているからということのようである。自分は日常はFirefoxGoogle Chromeを利用することが多いが、IEの場合はトップページをBingに設定している関係もあるので、こちらの「Bing & MSN版」をインストールするつもりである。古いXPのマシン(ネットブック)もあったりするから、当面は利用するIEの複数バージョンの使い分けも避けられないだろう。Officeと同様で、Mirosoftのいつものことである。


 HTML5の機能に関しては、すでに一部機能だけということなので、他の最新ブラウザとの対応の違いをこれから細かく検証していかなければ、「HTML5は使えない」ということになるだろう。