Googleがページのデザイン変更

 Googleが検索ページやGmailのルックフィールのデザインを変更している。ときどき、いつのまにか細かいデザインやメニューは変更されているのだが、趣味の問題なのか、シンプルさの追求によって操作性向上を図るものなのか。

Google、Gmailとカレンダーもデザイン変更(ITmedia)
Google、検索ページやマップのデザイン変更を発表

 気になるかならないかは、ユーザの感覚によるのだが、毎日アクセスするようなページだと、やはり変更になっていると「おや?」と思ってしまう。検索が登場した初期の頃からGoogleといえばシンプルな画面という観念がある。それは長く留まるページではないから(Google自身、すばやく検索した後「いかに早く立ち去ってもらうか」をモットーとしていた)、探すのに時間がかかるゴタゴタしたメニューは必要がないという考えからであったとみられる。


 それでもその後、ページのカスタマイズやさまざまな「テーマ」が提供されて、Googleのページそのものも他のページのように、ある程度ルックフィールを競うようになっていったとみられる。しかしメニューが増えてくると、またそれを表面的にはシンプルになるように少しずつ変更を加えていたようである。


 検索結果のページでは、検索ボタンが青に、左サイドメニューに赤の表示が配置されるようになった。サービス共通では上のバーが黒地に白となった。以前、検索結果のページのレイアウトがBingに近くなったことと合わせても、落ち着いた感じだが、むしろ地味になったような印象である。上のバーが黒が特に効いているのかもしれない。いずれにしろ、長い時間見ているページではないことは確かのようである。


 同様にカレンダーもデフォルトでは、やや「地味な予定表」になったような印象を受ける。ただこちらは「旧デザインを使用」に戻せるメニューがある。Gmailのデザインに関しては、自分は複数のアドレスをテーマごとに変えて、切り替えたときに見た目で区別できるようにしているので、特に影響はないが。


(追記)現在Google検索の「リアルタイム検索」がなくなっている状態であるという。これは「Google+」への移行の途中であるようだが、事実上のサービス休止になっている。

Googleリアルタイム検索が消えている(ITmedia)