Infoseek メールは Windows Live へ

　どちらかというとローカルな話題なので、たいして採り上げるほどのこともないのだが、「Infoseek メール」がWindows Liveへ移行するのだという。もはやメールがどうのというのは問題ではなく、個人的にInfoseekというのが気になっただけである。

「Infoseek メール」が「Windows Live」へ移行、楽天とMSが..(INTERNET Watch)

　およそフリーのWebメールを一番最初に登録したのは、Infoseekだった記憶がある。それに加えてWebページのスペース(isweb)とFTPサービスだったと記憶する。現在は無料サービスは中止になっている。

　そもそも自分がInfoseekに登録した時点からまもなく、楽天に買収された。その後、楽天とのアカウントの乗り入れが煩わしくなったので、次第に放置状態になっていった。自分はその気はなかったのに、楽天のIDを持たされ、ガンガンメールが届くようになり、こちらのメールも放置状態になった。他にもYahoo!メール、HotmailのIDも持っていたが、放置状態は同じようなものだった。どうもフリーのWebメールとは捨てメールアドレスのイメージが抜けなかった。

　そしてGmailが日本語化されるや、ほとんど同時に登録して現在に至るようになっている。Windows LiveはSkyDriveを利用するために、改めて新規に登録している。そこに思い出したかのように、InfoseekメールのWindows Liveへの移行である。こちらはもうすでに移行済みだったところに、追いかけられてきたようなものである。そういえば、ライブドアもメールシステムをGmailに移行したことがあった。楽天はGoogleやAmazonには取り込まれたくないのか、Microsoftとの提携を選んだようである。

　楽天はビジネスホテルの予約とたまに書籍を買うのに利用はしているが、IT系のサービスは利用する気にはなれない。メールだのブログだのととあるのだが、やはり放置状態である。利用していたのはWeb 1.0時代の頃の話という気がしている。楽天のサービスとMicrosoftのサービスが絡みあうわけではないだろうから、少なくともWindows Liveは楽天とは無関係に利用することになるだろう。