Google+で日本のユーザーは投稿数で2位

 まだ自分は始めていないが(制限がかかっている)、Google+の人気が急上昇らしい。これまでソーシャル関係ではパッとしなかったGoogleだが、本気を出してきたことの表れなのだろうか。

Google+で日本のユーザー数は8位、投稿数は2位..(ITmedia)
Google+で人気の写真や発言を雑誌風にランキング「Journal+」
Google、「Social Search」に「Google+」の投稿を反映(8.15)
Journal+

 
 まだβ版のテスト中(いつものこと)だというが、招待制でなおかつ参加に制限がかかっているだけに、参加できない人には余計に期待感が膨らむのかもしれない。自分はGoogle Appsで使ってみたいと思っていたのだが、制限がかかるようだったら早くフリーアカウントで登録しておけばよかったと思う。Gmailの日本語版の時には即日登録したものだが、最近はそう慌てることもないだろうと思っていた。Googleのプロジェクトも期待だけさせておいて、急に打ち切りということも多かったからである。


 さてその限られた参加者の中で、日本人の投稿数が2位になっているという。ユーザ数が8位に対してきわめて多いといえそうだ。Google+Facebook+Twitterみたいな感覚だそうだが、どちらかといえばTwitter的なつぶやきが日本人は多いのかもしれない。さらにまた公開されている投稿を公開してランキングにする「Journal+」というものがあり、余計に投稿意欲を加熱させているのかもしれない。ブログのときもそうだったが、日本人は書くことが好きであるようだ。


 評論する側では、どうしてもFacebookとの比較ばかりして、二者択一的な議論ばかりしたがるケースが多い。しかし本当にユーザ数が膨大になれば、単純な比較論はあまり意味をなさないだろう。ユーザの関心は、自分にとってどういう場面で有効に活用できるかであるからである。


 クラウド的な言葉を使えば、現状はパブリックからプライベートに向かいつつある発展段階にあるといえる。パブリックのSNSで成功を収めたのがFacebookであり、プライベートではどうかという段階でGoogle+が出現してきたというところである。であるから、Google Apps中心に利用するのが本命であると考えているのだが、世間の評価はどうなっていくことか。