Googleが終了予定サービスを発表

 いろいろと新しいWebサービスが登場する一方で、期待外れや時代遅れになって終了するWebサービスも多いのがGoogleである。Google Mapsの成功以来、Web2.0のブームを生んではきたが、なかなかネットの新しいサービスは、Googleといえども当たり外れが大きい。そして今はGoogle+に大きな成功を期待しているところだろう。

Google、終了予定サービスを発表「Google Desktop」や..(ITmedia)

 Googleサービスは数が多くて、正直有名なサービス以外は、そもそもサービスの内容もわからないものも多い。終了や打ち切りが発表されて、そういえばそんなサービスもあったな、と思い出されるものも多い。今回終了が発表されたものの中でも「Googleデスクトップ」や「Googleパック」などがそうである。いずれもダウンロードして利用するものだが、当初からGoogleサービスはWebサービス以外は、わざわざダウンロードしてデスクトップアプリとして利用する気にはなれなかった。この頃はGoogleは明らかにMicrosoftのデスクトップアプリにオープンソースで対抗するという意識であったと思われる。ダウンロード型は明らかに時代遅れになった。


 名前も知らなかったのは「Aardvark」で、これは2010年2月にGoogleが買収したサービスだそうで、この開発チームがGoogle+に関わっているそうだから、これは発展的解消ともいえるだろう。


 すでに終了が予告されていて、実際少しは使っていたのが「Google Notebook」である。これは成功しなかったサービスで、現在のクラウドサービスでは「Evernote」に完全にその地位を譲っている。