Twitterがアクティブユーザー数で1億人超える
今さら驚くには当たらないが、Twitterがアクティブユーザ数で1億人を超えたという。そろそろ飽きが来るどころか、今年になってからますますユーザ数が増えているらしい。ユーザ登録者だけなら、すでに2億人を超えている。
Twitterのアクティブユーザー数は1億人--CEOが明らかに(CNET Japan) Twitter、アクティブユーザー数が1億人を超えたと発表(ITmedia)
事実上、TwitterはWebサービスの名前というより、「ツイートする、Twitterする」が動詞のようになっている。チャットのように短文を投稿できるシステムならば、他にもすぐに作れそうだが、それはツイートするとは言わないだろう。おそらくTwitter対抗で作ったであろうGoogle Buzzも、Gmailを使っている人にすらほとんど話題になっていない。「ちょっとバズしておいて」などとは言わないのである。
登場した当時は、こんなシンプルなシステムでどうしてこれだけ話題になるのかと不思議であったくらいである。どんどんWebサービスが高度化、複雑化してくると見られていた中、コロンブスの卵のような新サービスだったが、その手軽さとリアルタイム性から飛びつく人は多かった。またその性格から、これはモバイルでの利用が中心になるだろうと思えたが、ちょうどスマートフォンが普及する時期とも重なり、相乗効果もあったようだ。
ユーザ側からみれば、当初は利用する場面があまりはっきりしなかったが、震災のような緊急時、そしてイベントのときの同時進行での参加意識などから、だんだんと利用の幅が広がってきたと思える。女子サッカーW杯の日米の決勝戦の盛り上がりのときに、1秒当たりのツイート数の最高記録(8868件)を達成したというのも、なにやら象徴的である。
さてこれからだが、当初の頃Twitterは「ミニブログ」みたいにも言われていたが、ブログではないだろうと違和感があった。最近では画像投稿も正規のサービスになったし、今後はより他人とも結びつきをしやすくなるSNS化が強くなっていくだろう。いつまでTwitterのこの勢いは続くか。