Linux関連サイトへの攻撃
有名大手サイトに攻撃的侵入が相次いでいるご時世だが、今度はLinuxの団体の関連サイトへの攻撃も見つかっているという。
Linux関連サイトへの攻撃相次ぐ、今度はLinuxFoundation.orgがダウン(ITmedia) Linuxのソースコード管理サイトに不正侵入(9.2)
商業的サイトや公的サイトへの攻撃は、その組織への妨害と示威的行動ともとられるが、Linuxサイトへの攻撃は、あまり意図がはっきりしない。
Linux系サイトは、ほとんどは非営利のボランティア団体によるもののはずで、攻撃対象にしたところで世の中へのアピールは小さいのではないかと思える。では実利はといえば、Linuxはオープンソースであるから、ソースコードを自由に入手して改変することも自由にできる。わざわざ不正侵入して何かを盗み出す必要もないのではないか。
あとは技術的な示威行動といえるのか。Linux系はネットでサーバーのベースになっているだけに、そこを乗っ取ったという自己満足的なことだろうか。一連の大手サイトへの攻撃に刺激されたグループがLinuxに標的にしたのだろうか。