Firefox 7の正式版がリリース

 Firefoxが早くもというか、いつのまにかバージョン7にまで上がっている。ついこの間まで、バージョン3から、いつ4になるかのような話をしていたような気がするが、こんなに早く(6週間)バージョンアップされると、現時点の最新バージョンがいくつなのかさえ、わからなくなってきている。

Mozilla、「Firefox 7」の正式版をリリース 使用メモリ削減..(ITmedia)

 さっそくFirefoxのメニューバーを出して(デフォルトでは非表示)、「ヘルプ」から「Firefoxについて」をみると、6.02になっている。これもいつ更新したか記憶がない。すでに更新ファイルはダウンロードはされているようで?、ともあれ更新ボタンを押すとほどなく更新は完了した。画面的には特に変わった所はない。


 バージョン番号も1つのロゴみたいなものだと思えばどうでもいいのだが、バージョンが進むにつて何が新機能なのかも把握しきれない。今回の更新では、メモリ使用量の省力化により画像表示などの高速化が実現されているようだ。特にHTML5対応に関連して、ブラウザネイティブに描画できるcanvasの表示が速くなるという。そもそもHTML5の文書をまだまともに作ったことがないので、ブラウザのバージョンアップを機に作ってみることにしよう。


 またhttp://が非表示になったが、これはすでにChromeではそうなっている。ただ、http://とhttps://の違いを、より注意するようにした方がよいかもしれない。


 Google ChromeGoogleサービス向きに、IEWindows Liveのサービス向きに特化していくことも予想されるが、Firefoxは中立的とはいえ、バックグランドになるWebサービスを持たないだけに、バージョン番号ばかりでなく、どういう方向性になっていくのだろうか。