TwitterとSNSの年代別利用実態

 震災のときにも活躍したTwitterだが、あらためて利用の実態調査をしてみると、年代によって利用目的が異なっていることがはっきりするようだ。Twitterに限らずに、ネットのサービス全体について言えることかもしれない。

20代「○○なう」で交流、30代以上は情報収集〜Twitter実態調査(INTERNET Watch)

 調査によると、若者はやはり人との交流、年代が高くなるにつれて情報収集のために利用している。若者はまず友人同士、次には有名人との交流をしたがる。これは当然の傾向だろうか。社会人になると、どうしても仕事との関係で情報収集が優先されて、プライベートは後回しになるだろう。これはメールのときから同様である。仕事やビジネスでの利用はまだまだ開拓の余地があると思われるが、震災の経験もTwitterがどういう場面に強いのかを教訓として残したような気がする。


 国内でのSNSmixiが強いが、これは数年前に18歳以下に解禁した効果で、そのときの世代が現在大学生となったため、ユーザが多いと思われる。そしてFacebookはここ数年に国内で増加しているが、どちらかといえば年代が高い方が利用率が高いように思われる。上の年代にとっては、かつてはmixiにも加入したが現在はアクセスしないユーザになっているのではないだろうか。実は自分もその1人である。mixiよりはビジネスで役に立ちそうなFacebookに期待しているといったところだろうか。そして今後はこれにGoogle+が加わることになるだろう。