Windows 8のコンシューマープレビュー版が公開
Windows 8のコンシューマプレビュー版が公開された。すでに開発者向けのプレビュー版は昨年9月から公開されていた。今回は一般向け用というわけで、初日で既に100万のダウンロードがあったという。また開発版は英語のみだったが、今回のは日本語版もあるという。
「Windows 8」のコンシューマープレビュー版..(INTERNET Watch) 「Windows 8」コンシューマープレビュー版、公開初日で100万.. 画像で見る「Windows 8」コンシューマープレビュー版
もはやWindowsのOSだけの機能を売りにする時代ではないが、新しくなった点がいくつかあるようだ。1つはPCばかりでなく、タブレットも意識したデスクトップのUIになった点である。タッチ操作も可能になったのが「Metroスタイル」であり、タイル状にアイコンが配置されている。基本的にPCもタブレットも共通の感覚で操作できるということなのだろう。ただPCはともかく、Windows 8搭載のタブレットがどれだけ浸透するかである。従来型のUIの使用はMetroからの切り替えでできるという。
もう1つはIE 10であろうか。これもMetroスタイルのIEというのが売りのようである。ブラウザの機能そのものはIE 9から進んだ部分はどれだけあるのだろうか。ネットのサービスはSkyDriveを中核とするWindows Liveが待ち受ける。ネットを前提としたアプリの配布・販売はWindows Storeから入手する形になる。
PC中心からモバイル中心のスタイルの時代へと、Windowsも変わる印象を受ける。特にタブレット市場でiPad、Androidtタブレット、Windows 8タブレットの並列の形を狙ったものといえそうだ。PCクライアントとOfficeの圧倒的シェアをベースにそれが可能になるだろうか。