SNSではそろそろ「シェア疲れ」も

 FacebookTwitterが国内でも広がりを見せたが、そろそろ一時の熱狂は醒め「疲れ」が出てくるころのようである。何事もそうだが、継続するにはそれなりのモチベーションの維持が必要である。

SNSで「シェア疲れ」も 「面倒に感じることある」7割(ITmedia)

 mixiの初期の頃は、日記を読んでもらいたがいがために足跡を気にしながら更新をしたが、次第に飽きが来るようになったという面があっただろう。普通のブログでも同様ではあった。


 FacebookTwitterは、より人との繋がりが意識させられるものである。一方、それが面倒臭さにも繋がる。実名などで参加していればなおさらである。最初は繋がっている相手のためにもと思って、せっせと更新する。自分の記事に1日に何回も自分でコメントを付けている人も見たことがある。しかし熱心なときはよいが、だんだん更新が義務化してくると面倒になるものである。ブログなどと違って、更新しないと相手があることを心配してしまう。


 考えさせられることは、「友達になる」ことは容易だが、その後交流がなくなってきた相手と「縁を切る」ことの方が難しいのではないかと思う。実際、多くの場合、一旦友達になっているユーザは放置したままにしておくのだろうが、実際シェアするのが不要というより、憚られるケースもありそうである。プライベートな繋がりはともかく、SNSを仕事で利用するケースでは、あらかじめ繋がりの期限を設けて、延長する場合には互いに協議すると決めておいた方がスッキリしそうではある。