FacebookがWordPress用公式プラグインを公開

 かつてのWebサービスの代表格といえばブログであり、そのトップシェアを獲得したのがWordPressであるといえる。そして現在のSNSのトップシェアを維持しているのがFacebookである。この新旧のWebサービスが連携する機能のプラグインが提供される。

Facebook、WordPress用公式プラグインを公開..(ITmedia)
Facebook for WordPress

 
 試していないから詳細は不明だが、WordPress側にプラグインFacebook for WordPress」をインストールするとWordPressへの投稿記事がFacebookにもクロスポストされるようなことが可能になるという。ブログ記事とSNS記事が連動されるということになる。従来のようにブログはブログ、SNSとは別物のように捉えることの境界が薄くなり、融合的なことが起こるかもしれない。


 WordPressといえば、MicrosoftのブログがWordPressに全面移行したこともあり、MicrosoftFacebookの関係のことからかと思ったが、どうやらWindows Liveの中のメニューからはすでにWordPressはなくなっている。おかげで自分の移行したブログを見失うところだった。WordPressのサイトからWindows Liveのユーザ名でログインできて、事無きをえたが、そこから「Facebook for WordPress」のプラグインをインストールできるようなメニューは見つからなかった。現状ではローカルサーバーにインストールしたWordPressだけが対象なのだろうか。利用機会が少ないので、まだよくわからない。


 さてブログとSNSの新旧Webサービスの融合がうまく機能するかどうかは、やってみないとわからないところもある。ブログはある程度時間を置いて書き溜めるイメージで、SNSはリアルタイムの交流に近いものだからである。FacebookとしてはWordPressのユーザをさらに取り込みたい思惑があり、WordPressユーザがFacebookに移行してくれればいいだけかもしれない。GoogleGmailGoogle+を融合させようとしている。どちらも新旧のものの共存だが、やや違和感があることも確かである。