iPadのタブレットのシェアの独走続く
タブレット分野は相変わらずiPadの独走が続いている。スマートフォンと同じくSamsungが2位に付けているが、イPadとは出荷台数、シェアともに桁違いである。この1年で特筆すべきはAmazon KindleFireが一気に5%のシェアを獲得してきたことだろう。
iPad、世界タブレット出荷で圧倒的首位守る SamsungとASUSも急成長(ITmedia)
タブレット市場全体のパイは拡大してきているから、トップメーカーはどこも伸びを示している。しかしその中でもiPadは先行してきただけ、さらに独走を広げる結果となっている。いつまでこの状態が続いていくか。
表 2012年第2四半期タブレット市場
順位 | 社名 | 2Q12市場シェア(%) | 2Q11市場シェア | |
1 | Apple | 68.2 | 61.5 | |
2 | Samsung | 9.6 | 7.3 | |
3 | Amazon.com | 5.0 | ― | |
4 | ASUS | 3.4 | 2.6 |
これまではiPadとAndroidタブレットというOSの比較の単純な図式だったが、KindleFireの登場によって、AppleにAmazonというコンテンツを持つ企業の争いになってきそうだ。またGooglebブランドのNexus 7を製造するASUSと、これに秋に登場予定のWindows 8搭載のタブレットが加わる形になる。次第にタブレットの利用目的とコンセプトの違いが明確になってきそうである、