ロシアの大都市に隕石落下

 北朝鮮の核実験が問題になっていた矢先、ロシアの大都市にはなんと隕石落下で被害という前代未聞の出来事が起こった。普通、隕石は大気圏内で燃え尽きて消滅してしまうものだとされているが、何が起こったのだろうか。

多数の負傷者は世界初、衝撃波で広範囲に被害(msn産経)
朝の始業時間時、百万都市を襲う 氷点下の街で窓ガラス割れ..
接近する小惑星を撮影 急速に地球に接近

 落下の瞬間、あたり一面に閃光と大きな衝撃音はまさに爆弾が投下された様子そのものである。隕石落下だと言われても、にわかには信じられないのではないか。



ロシアに隕石が落下する瞬間


こんな規模の隕石が地表に落下するのは百年に一度くらいのことらしいが、落ちたとしても砂漠の中とか海洋上だとあまり話題にならない。今回のように人間が多く住んでいる大都市の中に落下というのは、おそらく史上初めてのことなのだろう。幸いなことに負傷者は多く出たものの死者は出ていないようなところが救われる。


 こうした映像を見せられると、改めて人間が人工的に作り出した核兵器で大都市を狙うなどは愚の骨頂に見える。せめてSF映画にもあったように、地球の存亡に関わる小惑星の落下を事前に破壊して阻止するなどの万が一のための存在であってほしいものである。