Twitterユーザーの3割がつぶやかず

 Twitterに関するアンケートによると、登録はしたものの使い方や楽しみ方がわからないという人も多いという結果であったという。登録はしたものの、その後利用し続けたか否かは、6:4くらいの割合のようである。ユーザ数が増大すれば、多様な人がいるから、当然でもあるだろう。

「全くつぶやいていない」Twitterユーザーが3割、BIGLOBEが調査(INTERNET Watch)

 ブログのときでもSNSのときでも、登録はしてみたものの、使い方がよくわからずに三日坊主のようになったというのはあるし、現在でもそうだろう。話題になって、ネットでは料金もかからずに簡単に登録ができるから、そこまではやっても次に何をするかが、なかなか続かない。ある意味これは当然で、何か差し迫った目的がないと、あまり利用の幅が広がらないし飽きもきてしまうだろう。


 特にSNSTwitterは、薄くであれ濃くであれ、他人とのコミュニケーションが存在しないと、事実上機能していないことになる。ブログにしろ、自分以外全く誰も読んでいないとすれば、やはり継続するモチベーションは下がっていき、更新もしなくなるだろう。


 Twitterの場合、さまざまなコミュニケーションができてきているので、どこかを足がかりにして参加していくことは比較的ハードルは下がってきているだろう。だが自分もそうであるが、ハマリだすのがむしろ懸念されるので、TwitterのROMでいることの方がが多い。1日に何十回もツイートするような人は、1日中PCの画面や携帯を常に注意しているのだろうかと思ってしまう。ツイートするのが義務みたいになっている。仕事ばかりでなく、必要なときは集中するときもあるだろうが、日常的には勘弁してくれというところである。


 ただTwitterは、趣味の場ではともかく、ビジネスの場での利用にはまだ多くの可能性があるような気がしている。単なる新し物好きや「みんながやっているようだから遅れないように」という強迫観念みたいなことばかりでなく、新しい可能性を追求したいものだ。