ノートPC型にもなるAndroidタブレット

 ネットブックのブームを起こしたASUSから、ノートPC型にもなるAndroidタブレットが登場した。いわばタブレットPCとノートPCのハイブリットといえるだろうか。かつてのドックタイプのノートPCに似ているが、キーボード部分もドックに残してモニター部分だけを外して持ち歩けば、それがタブレットPCになるというコンセプトであるようだ。

ASUS、ノートPC型にもなるAndroidタブレット..(ITmedia)

 どちらかといえば、タブレットPCがノートPCとしても使えるということに意義を見出しているようだ。ネットブックのさきがけのメーカーらしいといえるだろう。確かにタブレットPCは外部キーボードと接続して利用する部分は問題があると思える。それがドックだとスムースにノートPCに変身させられるから抵抗感がなくなるだろうということである。



 ただこういうコンセプトが主流になっていくとしたら、タブレットPCとノートPCあるいはネットブックの境界はきわめてあいまいになってくる。あえていえばOSが異なるくらいなものだ。タブレットPCも既存のノートPC市場を食うだけの存在になるのか、あるいは電子書籍の普及と連動して、日頃はあまりPCを使わないような新しい層を開拓することになるかである。