Android向けマルウェアが急増
Androidが普及してくるのはいいが、それとともにマルウェアも急増しているようである。スマートフォンそのものがPCとWebの面では同様になってきたことと、シェアが大きくなるほど、Windowsのようにマルウェアのターゲットになりやすいことが原因であろう。
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Androidのマルウェア対策、セキュリティ対策は、まだそれほど進んでいないと思われる。ようやくセキュリティソフトメーカーの製品が続々と登場してきてはいる。この調子では、Windows並に面倒くさいことになりそうだ。Androidアプリを自由にインストールできるのはいいが、マルウェアも混入するリスクが増すので、泥縄的にセキュリティ対策ソフトもインストールせざるをえなくなる。その結果、パフォーマンスが落ち、またWindowsのように、ウイルスパターンファイルのアップデートとスキャンが続くと、それだけでパケット料もかさみそうだ。考えるだけで気が重くなる。
ドコモも続々とAndroidの新機種を発売するのはいいが、Androidのセキュリティについて、何か明確な方針を打ち出した方がいいのではないだろうか。スマートフォンとPCでは、また購買層も異なる。今のところ、まだ安心して携帯からAndroidに乗り換えできる段階にはなっていないかもしれない。