アプリ開発の注目は「Google+」と「iCloud」
iPhoneとAndroidが登場してきた頃に、これからのモバイルアプリのプラットフォームとしてはどちらが最適かという議論があった。当初は登場が早かったiPhoneに注目が集まったが、オープンソースであることの可能性からAndroidにも軸足が移っていったようであった。スマートフォンの時代に、さらに進んでプラットフォームはOSではなく、クラウドでありSNSであり、その上での開発に軸足は移っていきそうだ。
アプリ開発者の注目は「Google+」と「iCloud」に集中..(ITmedia)
まだ本格化していない「Google+」ではあるが、AndroidスマートフォンでのSNSおよびtwitterを統合したような環境が期待されているのかもしれない。もちろんFacebookはあるものの、これからの開発とすればGoogle+上でという可能性があるのだろう。
また「iCloud」の方はクラウド上のコンテンツをどうハンドリングするかという点で、可能性のあるアプリの余地があるのかもしれない。その意味ではAmazonクラウド上での開発のような関心が向けられているという。
iCloudの方は当然だが、Google+の成功の鍵はPCではなく、そのAndroidアプリがその成否を握っているのかもしれない。Facebook、twitterとともに、SNSが新しい段階に入ってくることになるかもしれない。
そうなると、他のスマートフォンでのOSをプラットフォームとしているアプリの開発は、厳しいものになってくるのではないかとの予想である。それはNokiaと提携したWindows PhoneのMicrosoft、webOSのHP、RIMである。特にMicrosoftはPCのWindowsの先行きにも関係してくる可能性はある。