Twitteの1日のツイート数は約2億5000万

Twitterの1日のツイート数は約2億5000万」だという。もっとも世界中の話なので、多いのか少ないのかはあまりピンとはこない。前のデータではTwitterのアクティブユーザは1億人だというから、一人1日平均2.5件のツイートをしていることになるだろうか。

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 Twitterは国内でもすっかり定着した感はあるが、ユーザはどう捉えて利用しているのだろうか。当初は「ミニブログ」のような言われ方もしたが、それはWebサービスの中心がまだブログだったこともあるだろう。しかしどう見てもブログとは性格が異なる。単にブログの文章が短いというものではない。ブログもかつては、日記のような1日1件のようなものでなく、1日の中で時系列的に更新される「ライフストリーム」のようなものに進化するということも言われた。そうはならなかったが、Twitterは時系列という点ではそちらに近い。


 また最近の勢いのあるWebサービスとして、Facebookと並んでSNSに分類されることがよくある。しかしTwitter側は明確に「TwitterSNSではない」と、SNSに分類されることを否定したがるようだ。確かにSNSはまず他人とのコミュニケーションを前提にしなければならないが、Twitterはたとえ、誰もフォローせずともツイートしたり、他人のツイートの流れからリアルタイムに情報を入手することもできる。そうした点からソーシャルネットワークではなく「情報ネットワーク」だという。特に色が付かずに、かつてのメールがそうだったように、よりインフラとしてのネットワークの役割を担うものであるというのだろう。


 FacebookGoogle+は、ますます種類が多くなっていくWebサービスの中でも中核をなすものを目指すだろうが、Twitterはそれらとは一線を画し、それ自体が目的となる基盤サービスとなるというのだろう。