Android スマートフォン「Xperia」4月1日発売
ドコモスマートフォンの第2弾?であるXperiaが4月1日から発売になる。同時にスマートフォン向けポータル「ドコモマーケット」も開始される。ドコモユーザである自分は当分様子見だと思うので、ウィンドウショッピングくらいの気分で見てみよう。
NTTドコモのAndroid OS搭載「Xperia」、発売日が4月1日に決定(CNET Japan) Android向け「ドコモマーケット」4月1日から 音楽配信やゲームなど提供(ITmedia) ドコモ、ソニエリ製Android端末「Xperia」を4月発売(1.21) 1回線でスマホもiモード端末も使える-ドコモがパケット定額..(1.21) ドコモスマーフォン Xperia(NTTドコモ)
HTC製のHT-03Aは笑っちゃうくらい?在庫の山だったというが、ソニー・エリクソン製のXperiaはどうなることか。もっとも、あまりメーカーの問題ではなさそうである。詳細なスペックは見ていないが、いずれにしてもガラパゴス携帯では標準的な機能であったワンセグ、おサイフなどは犠牲にしてGoogleサービスに傾倒していくということになるだろう。iモードは一応併用(旧携帯を使う?)できるそうだが、ガラパゴス、iモードに慣らされてしまったユーザがスムースに移行できるかどうかである。
アプリやサービスを提供する「ドコモマーケット」も始まってみないと、どれだけのサービスが広がるかがわからない。最初はAndroidスマートフォンユーザだけだというから、きわめて利用者は少ないことになる。利用者が少なければサービスも充実してこない。ドコモがスマートフォンへの移行が「スマート」にできるかどうかの重要な分岐点にきているといってよいだろう。
そして自分のように多くの人が様子見をするであろう理由は、スマートフォンでの通信料金体系である。定額への流れにはなっているものの、不況で貧乏の立場にとってはやはりまだ高い、というかパケット料金体系に落とし穴があるように思えて慎重にならざるをえない。スマートフォンになればパケットの上限など気にしていられないからである。それにしても5,980円は、一般的感覚からすればまだ高いだろう。Googleサービスが使えるといってもそれはスマートフォンでしか使えることではなく、PCではすでに当たり前に使えるものだからである。またガラパゴスで使えてきた機能がなくなって、逆に月額が高くなるのでは一般ユーザは二の足を踏みそうである。
PCと違って、携帯はキャリアと機種の選択肢がきわめて少ない。大きな流れはスマートフォンに行くことは確実だが、個人としての切り替え時期を探るのは、PCよりも難しいと感じる。ふと、初期の頃のFOMAへの移行時の苦い経験が頭をよぎった。真っ先に移行したら、電波のエリアは狭いわ、電池は2,3日も持たないはさんざんな目にあって、周囲の笑い者にさえなってしまったのである。性能面は当時と比較するべくもないが「ドコモよ、しっかりしろ」という気持ちは今でも変わっていない。