Google検索トップページに背景画像

 普段はカスタマイズしたiGoolgeのページからスタートするので気が付かなかったが、他所で昨日Googleにログインしたら突然背景画像が表示されていた。やや驚いたのは自分だけではなかったようだ。

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 背景画像設定できる機能のキャンペーンのために、24時間限定で強制的に表示されるようにしたものだったという。「Google」のロゴがイベントに合わせてしばしば変わったりすることと同様にしたのだろう。ところがバグが発生したために予定より早い14時間で中止にしたという。その間、Google検索のシンプルな画面に慣れ親しんだユーザには不評だったという。


 一見して、Bingの画面に対抗したのかと思えた。実際、Bingも利用しているユーザでは喜んだ人もいたようだ。けれでも、根からのGoogleユーザは違和感を覚えたようだ。自分もそうである。別の話ではあるが、日本では世界に比べていまだにYahoo!検索のユーザが根強い。ネット初期の頃からの年配ユーザが多いのかと思いきや、意外と若い人でもYahoo!ユーザが多い。Googleに比べてYahoo!の何がよいのか聞いてみたら、Googleは検索バーしか現れないが、Yahoo!はいろいろとメニューが現れるからよいのだという。やはり人によって感性が違うようだ。こちらは正にシンプルだからこそGoogleがよいと思っているからである。ただ最近はGoogleも大衆ユーザにも受けようと、カスタマイズ画面では賑やかな画面にすることができるようにしてきている傾向にはある。


 見かけのよさをとるか、実質的機能をとるかというところだが、昔の発想でいうとPCを最低限コマンドラインで操作できれば十分という上級ユーザと、いろいろガイドやデザインが豊富なグラフィック画面を見ながら操作できた方がよいとする初級ユーザとの感覚の違いにも似ているかもしれない。