新Core 2 Duo発売とアキバ

 世間ではメイドカフェばかりが話題になっていて、もうPCも秋葉原の時代じゃないだろうと思っていたが、インテルの新CPUの発売に午前0時から盛り上がるような人たちも、まだまだいるようだ。

新Core 2 Duoの深夜販売でアキバが揺れた(PConline)
なんと500GBのHDDがタダ! 新型CPU深夜販売イベントが開催

 昨年はラオックス・ザ・コンピュータ館が閉館したりで。安さだけが取り柄のPCショップにも陰りが見えてきて、これも時代の流れかと思っているが、昔からのパーツとかジャンク系ショップはそれなりに根強い人気を保っているのだろうか。とはいえ、CPUの発売だけで深夜から盛り上がるのも珍しい。PC自作派マニアが中心だったということらしい。


 自分は自作は、とても時間と気力がもたないのでやらないが、パーツで盛り上がれる人はある意味、うらやましいところもある。今はどちらかといえば、ガラクタマシンを引っ張り出して、なんとかサーバにできないかという、サーバマニア的なことばかりである。

 それでももちろんCPUは速いに越したことはないのだが、速くして何を動かすのだろうか。せっかく高速になってもOSがやっぱりVistaだったりすると、何か悲しい。やはりLinuxにでもして、何かの高速計算を企てたいものだと思う。いずれ格安PCのボードにも載るCPUなのだろうか。


 ところでアキバのパーツショップの中に、TWOTOPの名前を見つけた。DOS/V時代、もっと古くはNECのPC時代から一世を風靡したショップである。当時は通販でよく利用した。確か一度倒産しかかったはずだが、あれからまた盛り返したのだろうか。客も店員もすっかり世代が変わってしまっただろうが、何やら2ちゃんねる的ノリのショップになっているようである。昔からアキバは客と店員の丁々発止が常ではあったが、今は2ちゃんねる用語でやりあっているのだろうか。そういえば、昨夜はフジテレビで「電車男」の映画をやっていた。冒頭から秋葉原の光景だった。まさか今回のイベントに合わせたわけではないだろうが。