Google Chromeの新版

 いつのまにかGoogle Chromeのバージョンが3.0195.4になっていた。7月の時点では2.0.172.37だったから、急にメジャーバージョンアップしたことになる。まだChromeが出てから1年足らずのはずだから、1年で3.0までバージョンが進んだことになる。Firefoxが3.5か3.6だから、早くバージョン番号を上げたかったのかもしれない。

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 ともあれ、体感的にはますます高速化がはかられている。これまで回線やサーバーが遅いせいかと思えていたようなページでも、ブラウザの起動のスピードだったのだと認識されられることが、ままある。定番のJavaScriptの高速化もさらにはかられているようである。

 新しいこととしては、HTML 5への対応だろうか。なまじ古いバージョンを抱えてないだけに、新しい機能への対応は速いようである。まだシェアは当初の予想よりは伸びが緩やかだが、なんといってもスピードと標準への早い対応は魅力ではある。当面は他ブラウザと併用だが、次第にChromeでアクセスする時間が増えそうな気がする。