納豆の日

 7月10日は「納豆の日」だったのだそうだ。よくある「×××の日」が語呂合わせだけで決まっているパターンで、ちょっと安易すぎだ。どうせ、こじつけならば、もう少し納豆の歴史にちなんだ日をデッチあげた方がよいと思う。


 それにちなんで納豆クイーンという女優らを表彰?しているらしい。今年は眞鍋かをりだったのはTVで見たが、2年前はお騒がせの華原朋美だったとか、その前は上戸彩とか、その年でTVやCMに出まくりを人の宣伝のために選んでいるのだろうか。確かに女優で納豆好きというのは意外性があるというか、本当に食べているのだろうかと思わせる。これらの女優の場合、どことなく性格的に共通点がありそうに思えるのは気のせいか眞鍋かをりの場合、有名な自分のブログで、しばしば納豆の話をしていたりするのだろうか。


 納豆は全国区と思いきや、ネバネバ納豆はやはり関東中心で、関西は文化が違うようだ。関西出身の人の場合、納豆は食べられないとか、関東に出てきてから好きになったという人も多い。

 ただ、食文化という場合、やはり子供のとき食べた感覚で決まってしまうだろう。自分が好きだったのは、ご飯には納豆、とろろ、生卵や半熟卵や塩辛で、海苔やふりかけなどはずっと落ちる。たまに納豆ととろろ、納豆に生卵が組合わせで出されるとこれはもう反則技である。ご飯を食べ過ぎることになってしまう。


 もう半年くらい前になったが、TV局が勝手に納豆ダイエットの効果を捏造したことが騒がれて、その番組の影響でニワカ納豆信者が出現したが、どこぞの偽装品の食料とは違って、やはり庶民に根付いている必需品の納豆はビクともしなかったようだ。


 しかし有名人と納豆の組み合わせのイメージの原点は、やっぱり30年前の猪木と納豆である。Googleで「猪木 納豆」でググると87,000件ほど出てきて、なかなか面白い話もある。