ブログにはれる「指名手配」書

 ブログに貼れるさまざまなブログパーツが流行だが、米国ではなんとFBIの指名手配書までブログパーツとして登場している。

FBI、ブログにはれる「指名手配」ウィジェットを公開

指名手配書といえば、警察署や駅のような場所にポスターが貼ってあるというのが、物心がついた頃からの固定観念だったが、なるほどこんなものまでデジタル化が進んできたというわけだ。


 確かにポスターの手配写真などは毎日通りかかる場所に貼ってあれば、犯人の顔がいつのまにか刷り込まれてしまっている。「この顔にピンときたら110番」というやつである。だが犯罪の内容などいちいち立ち止まって読んだりはしない。それにポスターはそんなに多くの場所にはない


 それがいろいろなブログなどに貼り付ければ、かなり広範囲に情報が行き渡る可能性はある。ただ犯罪者の顔が突然ブログに現れたりすると、なんといってもブログの雰囲気が悪くなることを気にする人は多そうだ。半永久的に貼っているわけでなく、何かみんなで協力を呼びかけるような時期に、定期的に掲載するのはアリかもしれない。


 ただボランティアもよいが、アフェリエイトのように、もしその人のブログの手配書をで見たことを経由して通報され、犯人が逮捕されたり、行方不明者が見つかったりしたら、ブログ所有者に対して報奨金が支払われるようにしたらどうだろうか。逆に数打ちゃ当たるみたいに、手配書専門ブログとかが出現して盛んにブログに呼び込もうと、今度はスパムやらだましリンクとかが登場してきたりするかもしれない。