首相なりすましメール

 いつのまにか福田首相が誕生してしまったが、早くも新首相を装うメールにマルウェアが仕込まれている事件が発生している。

「福田首相」メール、添付ファイルにマルウェア仕込む

 小渕首相だったか、世の中で話題になっている人に突然直接電話をしてお祝いや激励をしたりで、ブッチフォンと言われたものだった。同じように突然、新首相から突然何かメールが来たとなると、疑う以前に舞い上がってしまって、喜んでメールを開ける人もいるかもしれない。逆に疑いながら調べるつもりで添付ファイルをつい開けてしまう人もいるかもしれない。何も見ずにそのままゴミ箱に捨てる人はいないだろう。オレオレ詐欺と同じで、立派な?ソーシャルエンジニアリングである。


 ただの国内愉快犯だけならまだしも、ネットなら国外から混乱させる目的のメールもありうる。メールは誰でも使うようになったが、それだけに、もはやまともなメールは本人認証があるものでなければ開けてはならないものになるかもしれない。