UC BerkeleyがYouTubeで大学講義を公開

 すごいですね。あこがれますね。なんとあのカリフォルニア大学バークレイ校が大学の講義をYouTubeで公開を始めているそうだ。若い頃留学したかった自分にとっては、あこがれのようなものだ。聞き取れない英語さえも心地良いくらいである。

UCバークリー校、YouTubeで講義を無料公開

 大学のオープンソース化と言うべきか、こんな60分超の1コマの講義を丸々見せてしまっていいのだろうかと思えるくらいだ。授業スタイルは昔ながらのチョークに黒板に、教授のパフォーマンスといったものがほとんどだが、変にIT化していないところが、むしろ重みを感じさせる
 国内にもテレビで放送大学はあるが、あれはスタジオの中でカメラに向かっての講義だが、このビデオは学生相手の講義のライブの記録そのままだ。


 人気講義は物理学で「Physics for Future Presidents」というタイトルなのだそうである。その相対性理論の講義を思わず引っ張ってきてしまった。E=mc2 の式も見える



 しかし、あのBerkeleyである。ほとんどインターネット発祥の地といってもよいだろう。Berkeley UNIXDNSサーバーのBIND(Berkeley Internet Domain Name system)をはじめ、数々の世界的ソフトウェアを生み出してきた大学である。その大学がYouTubeを使って初めて行う試みというのは、各所への影響はきわめて大きいだろう。