ドコモがAndroidスマートフォンの新モデル

 やはりドコモはAndoroidスマートフォン路線に進むことになりそうである。iPhone争奪戦でソフトバンクに破れてから、それに代わるものとしてBlackBerryを出したり、Android端末も出してはきた。そのうちにGoogleブランドのAndroidスマートフォンも出てきた。それに乗り遅れまいとしてか、ソニー・エリクソン製のスマートフォンを日本向けに4月から発売をする。消極的ドコモユーザとしては、次期機種をどうするかで悩ましいとことではある。

ドコモ、スマートフォンに本腰 Android端末「Xperia」..(ITmedia)
ドコモ、ソニエリ製Android端末「Xperia」を4月発売
ドコモ、「アンドロイド」搭載の新モデル発売へ(YOMIURI ONLINE)

 カメラはともかく、日本のケータイ独自のおサイフケータイとかワンセグ機能はあっさりと切り捨てているようだ。ガラパゴスケータイと揶揄されても日本のケータイは便利と言い続けていたのが、国際化のためにあっさりと方針転換なのだろうか。ただAndroidスマートフォンといっても、ブランド的にどうなのか。まあ実質が便利でコストパフォーマンスがよければブランドも関係ないだろうが、少なくとも世界的にはiPhoneブランドにGoogleブランドが対抗していきそうである。Googleブランドのスマートフォンの日本での発売は不明だが、ドコモブランド?と言われても世界では通用しそうもない。


 そして最大の関心が従来の携帯からスマートフォンになったときの通信料体系の違いである。今のところ、定額通信料が月6000円くらいになりそうである。よくわからないのがこれまでのFOMAカードとかiモード料金とか、ゴチャ混ぜにしているところである。少なくとも月6000円は確実に取られることにはなりそうである。オープンソースAndroidになったはずなのに、通信料はむしろ高くなるのがスマートフォンということになる。ブランドにこだわりたくなるのも実はこのへんのことである。iPhoneブランドにはある程度金額がかかったとしても出そうとする人はいるだろうが、ドコモブランドに対しては?である。


 いずれスマートフォンに機種変更が迫られることになるのも時の流れだろうが、ドコモかAndroidでは(どうせGoogleサービスだろう)現時点ではイマイチ食指が動かないようだ。