Firefox 3.6が1/22に正式公開

Firefox 3.6が公開される。こまめにRC版も出ていたが、意外と早く正式公開となるようだ。さらなる体感速度のアップやJavaScriptの実行が20%も速まるという。またガンブラーウイルスに対応するべく、プラグインの監視がしやすくなっているという。

モジラ、「Firefox 3.6」正式版を発表--日本では1月22日2時より公開(CNET Japan)
Firefox 3.6 の灯 へ(Mozilla Japan)

 一時期、Google Chromeが出てからはFirefoxも危ないのではないかと見られる向きもあったが、ここまで順調にアップデートを続けてきているように見える。なんのかんのでも、やはり最初に起動するブラウザはFirefoxである。最近はポータブル版もあるので、よそのマシンでIEしか入っていないような場合に、USBメモリのポータブル版からわざわざ起動させることもある。特にプラグイン関係でデフォルトのIEでは目的が果たせない(もちろん勝手にインストールもできないので)場合もあるので、これも重宝している。


 ブラウザのシェアで見ると昨年12月の時点で、Firefox全体は25%にわずかに届かないほどとなっている。IEが62%台と微減を続けている。もっともChromeSafariのシェアを抜き、5%に近づいているようである。今年はChrome OSが登場することも考えれば、やはり実質のの最大のライバルはChromeになってくるかもしれない。Chrome OS と次期 Firefox 4.0 の争いがどうなることだろうか。