Google Appsで60以上のサービス

Google Appsの有料版で、これまでのサービスに加え、60種類以上のサービスが利用可能になるという。できれば無償版でもそうしてほしかったが、実際のところメリットは何になるだろうか。

Google、「Google Apps」で60以上のサービスを利用可能に(ITmedia)

 これまでのGoogle Appsではよく使うものでは、Gmaiに始まり、Calendar、Docs、Sitesまでがせいぜいだった。YouTubePicasaBloggerなどは別に登録しなければ使えなかった。フリーで登録したユーザは自由に使えるに拘わらずである。組織では管理者が意識的に制限を加えるというのは、まだわかるが、組織のユーザの方がフリーのユーザよりサービスが少ないというのはどういうわけかと思っていた。たとえばビデオをアップしておきたいとしても、YouTubeはサービスにないため、いきおい勝手にユーザ登録をして利用することになる。こうなると組織としてGoogle Appsを利用している意味があまりなくなってしまう。同一アカウントで広く利用できるに越したことはない。


 さて新規ユーザには即日適用だが、既存ユーザは数カ月かかってサービスが更新されていくようだ。自分は無償版のGoogle Appsでは管理者の1人、有料版(と思われる)の方では1ユーザになっているが、サービスが制限されることのないように願う。繰り返すが、無償版にもサービスを広げてほしい。