セルビア・モンテネグロと女子バレー

 テレビで視るスポーツとしては女子バレーボールは人気がありそうだね。特におじさんには(笑)。
 旧ユーゴの情勢は複雑でよくわからないが、厳しい環境の中、スポーツのジャンルでは頑張っているらしいことがよくわかる。今度の世界選手権もセルビアモンテネグロが独立する前の最後のチームとなるせいで団結力が強いのか、連勝を続けてきた。長身の選手が多いが、みんな若くて童顔な選手が多い。そのチームにフルセット逆転勝ちしたのだから、だいぶ日本も強くなってきたようだ。
 テレビとしては中高生女子を視聴者のターゲットにしたくて、ジャニタレを前面にしているようだが、オジさんはあれには引いてしまうな。なんというか選手もタレントも中性的な部分を強調したいのだろうか。昔、偶然大林素子とエレベータの中で出くわしたことがあったが、185cmを超えて女子プロレスラーかと思ったよ。まあそれはともかく、どの選手に感心するかといえば、やはり竹下だな。小柄ながらセッターとしての瞬時のトス回しはさすがと思える。監督の柳本は、あの世界の猫田の控えとして、猫田の凄さを目の当たりにしてきたのだろう。それが伝統として、竹下にも東洋の魔女のエッセンスとしても受け継がれているのだと思いたい。