RSSとリテラシー

 ちょっと強引なタイトルだがキーワードよりの思い付き。
RSSは恥ずかしながら、技術的にも位置付け的にもまだよくわからない。もはやブログやネットワークサービスでは当たり前にフィードされているんだけれど、これって世の中の情報に対する発想のスタンスを転換させることだろう。Windows初期の頃、いつのまにか消えたプッシュ型コンテンツの再来にも見える。Webはこれまで、自分から能動的にアクセスしない限り情報は得られないもの、そこがテレビやラジオのように一方的に流れてくる情報とは違うんだ、みたいに言われていた。
 そこで情報のリテラシーとは何ぞやということになるんだが(論理の飛躍か)、昔から「コンピュータリテラシー」「情報リテラシー」「ネットワークリテラシー」「インターネットリテラシー」「メディアリテラシー」などなど。大雑把に言えば、これまではコンピュータの操作、ソフトウェアやデータの扱い、ネットの利用の仕方かな。RSSのような形でどんどん情報を引っ張ってこれる環境で、重要なリテラシーとは何なのか、へ理屈はいくらでも言えるが、まだよくわからないというのが本音。それから現状で確実に必要になっているのは「セキュリティリテラシー」もあるね。