ドコモが新料金コース

 値下げ競争が激化している携帯キャリアだが、年末に向けてドコモもとうとう基本料金の値下げプランの提供に踏み切ったようだ。消極的ドコモユーザとしても気になるところではある。

ドコモも新料金コースを発表、905iシリーズは11月26日発売へ(CNET Japan)

 基本料金を安くするか、端末代金を安くするか、さあどうしますかという選択のようである。そもそもドコモの料金プランは複雑すぎてよくわからない。何度か窓口で説明を受けたことはあるが、ドコモの社員自身がよくわかっていないようにも思えた。今度のバリュープランとベーシックプランとやらで、一番聞きたいのは「どちらが安くて済みますか?」だが、まともには答えてはくれないだろう。


 しかしドコモはauソフトバンクに釣られて基本料金を下げて本当に大丈夫なのだろうか。結局、MNP施行以後、ドコモの一人負けのようだし、ドコモ2.0などという意味のないキャッチフレーズで呆れられたし、ただの料金の叩き合いに巻き込まれている結果となっている。後から値下げをしても、それだけ値下げできるのだったら、なぜ初めから安くできなかったのかと印象はよくない。


 それはともかく、基本料金はもちろん安い方がいい。ただその前に高めの905i以降の端末に買い替えをしなければならない。もしこれがiPhoneだったら、すぐにでも買うと思っている人は多いだろうが、なかなか日本国内は、かつてのPCのように世界標準になるには時間がかかりそうである。