原子1個の移動に必要な力の測定

 今後のデバイス開発の進歩に貢献するかもしれない原子1個あたりの測定技術の成功をIBMが発表している。格子の面を原子1個あたりが移動する時の力の大きさを測定することができるようになったのだという。いわゆるナノテクロジーの1つである。量子までは行かなくとも、分子コンピュータレベルに近づく足がかりになるだろうか。

IBM、「原子1個の移動に必要な力」の測定に成功 (ITmedia)

 よく加工された滑らかな表面で測定されるのだろうから、ミクロな摩擦係数を測定することに相当するのだろう。専門的なことはわからないが、プロモーションビデオのような説明がYouTubeにあるので引用しておこう。