Gmailテスト機能のGmail Labs

 Googleのサービスはいつまでもベータ版という特徴があるが、Gmailの中の設定オプションの1つとして新しい機能を試せる環境が提供されている。Webサービスの中に開発中の英語版でGoogle Labsがあるが、同様にGmail Labsという。

開発中のGmail新機能を試せる「Gmail Labs」公開 (ITmedia)

 開発中なので英語版だけとはいるももの、Gmailの設定の中で[日本語]を[English(US)]に変更さえすれば、Gmail Labsのメニューが現れてくる。現在のところ13のテスト機能があるが Disable→Enable に切り替えると使用することができるようになる。ちょっとした拡張機能が多いようである。使ってみたわけでないので推測で間違っているかもしれないが、分類すると以下のようになるだろうか。


・クイック操作系 Quick Links, Custom keyboard shortcuts, Mouse gestures
・ラベル系 Superstars, Muzzle 
・チャット系 Pictures in chat, Email Addict 
・メール表示系 Custom date formats, Fixed width font, Signature tweaks, Random signature, Hide Unread Counts
・ゲーム Old Snakey


 膨大な数の世界中のGmailアカウントで、どの機能がどれだけ使われるかということを実運用の中で試験してしまうのだから、Googleならでは、Webサービスならではといえる。テスト機能ということにうさんくささを感じる人は、Disableのままにしておけばよいだけだから実害はない。


 GmailSNS化に向かうという話があったが、いきなりリニューアルされて大きく機能が変わるのではなく、こうして徐々にサービスを拡張しユーザのフィードバックを見ながら進化してく、というのは新しいソフトウェアの姿になっていくかもしれない。