ソニーのLife-X
ソニーがブログの近未来形になるかというライフストリーミングのサービスLife-Xを公開した。さっそく登録だけはして、その感覚を体験してした。
ソニー、ライフログサービスの「Life-X」が一般公開をスタート MySQLを効率的に活用したソニーのライフログサービス「Life-X」(CNET Japan)
自分のところはSo-netなのだが、これまでブログやSNSを登録して少し使ってみたのだが、生来の不精さのせいかどうか、しっくりこなくて長続きせず、SNSに至っては長期間アクセスしていないとこのことでアドレスさえ削除されたという経験がある。Life-XはSo-netとは別の部署が作ったサービスと思われるが、そのコンセプトはどういうものかという興味があった。
少し見た感じでは、各種Webサービスとの連携が本質であるようだ。特にデジカメの写真、ビデオ、メモのアップロードや携帯からのアクセス、そしてブログとの連携などが容易にできるということだろうか。これまではそれぞれのネットサービスを別々に使っていたものを集約したプラットフォーム的なものという感じである。そしてフレンドとの共有か否かはSNS的である。最後はハードウェア連携と称して、ソニーのテレビ画面やプレステにも出力できるというオマケ付きである。ソニー製品やサービスの広告の意味も兼ねているようだ。
ソニーらしく画像や映像のコンテンツが主役であり、メモやWebクリップ、ブログはそれらの説明とか補強するものという感じである。ブログよりも文章を書くのが苦手な人はデジカメや携帯から日常の思いついたことをどんどんアップロードさえすれば、それが時系列として整理されて、友達や家族と簡単に共有できるというものである。
ターゲットとしてはやはりプライベートな個人ユーザ層が中心であろうと思われる。ライフストリーミングとは本来そういうものの提案なのかもしれないが、ブログにしろSNSにしろターゲットはそれだけではない。どちらかといえばビジネス向けとも言えるものは、Google Sitesのようなものになるのだろうか。