ローソンとマツモトキヨシが業務提携

 ローソン、マツモトキヨシが提携して業務を展開することになったという。ちょっとした町なら、まさに生活に密着した話になりそうではある。コンビニで普通に薬が買えたり、ローソンとマツキヨが合体したような店舗が見られるようになるのだろうか。

ローソン、マツモトキヨシが共同出資会社 来年3月にも店舗展開(MSN産経)
薬のネット販売規制が決定へ 厚労省、経過措置盛り込み省令公布方針(ITmedia 5.25)

 裏事情はよくわからないが、楽天の社長あたりはさんざん反対したものの、ネットでの薬品販売は規制されることになったが、一方で小売店での販売は規制緩和された。これがコンビニなどでの薬品販売の道を開くことになった。薬品販売分野では、ネットのバーチャル店舗が規制され、代わってリアル店舗であるコンビニやドラッグストアが勢力を伸ばす形になりそうである。コンビニからすればアルコール販売ができれば利点があるように、薬品も売れれば集客効果を見込むことができるだろう。マツキヨからすれば、コンビニの販売網にも進出できることになる。


 自分の町では、家から一番近かったローソンがダイエーが傾いた何年か前に撤退してしまい、通勤日の深夜や早朝に大変重宝していたのが不便になったが、一方駅のそばにマツキヨが進出してきて、日常的には薬そのものよりも、他の生活用品を買うのに重宝するようになった。スーパーのようなまとめ買いやネット販売のような探して買うことと違い、身近なちょっとしたもの、緊急時の医薬品・医療品などはすぐそばで買えるに越したことはない。だんだんとコンビニとドラッグストアの形態も変わってくることになるかもしれない。