日本はtwitter投稿数で世界2位

 仏調査研究会社のSemiocastによると、日本はtwitterの投稿数で世界2位で、その結果6月には欧米を抜き、アジアが世界で最もツイート数が多い地域いなったらしい。それによると米国(25%)、日本(18%)、インドネシア(12%)、ブラジル(11%)の順で、世界全体でアジア(37%)、北米(31%)であったという。

Twitter投稿数、日本は世界で2位〜仏Semiocast..(INTERNET Watch)

 別にW杯ではないのだから、twitterで2位といったところでどうというわけでもないし、おそらく圧倒的に日本語でのツイートであろうから、世界の多くの人には読むことができず、フォローもしようもないものだろう。ブログなどのときと同様に、日本人は独り語り好きなのだろうか。ブログは日本が1位だったはずである。また、3位インドネシア、4位ブラジルというのも人口から考えてやや意外である。どういう国民性の反映なのだろうか。


 自分はややアマノジャクなので、他人がまだ関心を持たないものには関心を持つが、他人が関心を持ち出して騒ぎ出すと、次第に醒めてくる傾向にある。みながtwitterのことを口にするようになったので、わざとある人に「twitterは芸能人や政治家なんかの有名人がアピールするために使いたがるのはわかるけど、無名の人がいくら独り言を言ったって、誰もフォローはしてくれないんじゃないの?」と言ったら「いや、有名人をフォローした言葉に興味を持ってくれた人が、フォローしてくれる可能性があるんだ」とのことだった。なるほど、そういうアピール方法もあるのか。自分が有名人や有名サイトをフォローするのは(実際はそれほどしていないが)、一方的にリアルタイムの情報が欲しいときだけのことで、メッセージを送ろうという気にはなれない。まして自分のアピールのために、有名人を利用する気にもなれない。そういえば、有名人のブログなどにもコメントに本人以上の議論を書き込んで、あげくは自分のサイトを紹介しているようなケースを思い出した。twitterは軽いノリでもあるからそれほどではないだろうが、自分にはない発想だと思った。


 twitterに関しては、仕事にも使える場面で、もう少しタイムリーな使い方ができるような気がしている。それは使うことが強制されるようなものではないが、たとえば多所でリアルタイムで状況が変化しているような場合に、情報を一元化させる必要がある場合などではないだろうか。暇なとき、しょっちゅうtwitterに書き込んでいる、という発想は自分にはないようだ。