Googleは過去最高の決算
金融危機の影響で、一時期Googleさえも収益が伸びなやんだが、ここに来て過去最高の決算を出したという。落ち込んでいた広告が増益に転じて、Androidスマートフォン向けのモバイル広告も成長してきたからだという。
Google,過去最高の決算 ディスプレイ広告,モバイル広告が..(ITmedia) Microsoft、Facebookと協力し「検索+ソーシャル」でGoogle追撃 Intel決算、企業需要が堅調で過去最高の売上高(10.13)
ちなみに直近の検索シェアは他記事によれば、Googleのシェアが66.1%でトップ、Yahoo!が16.7%で2位、Bingが11.2%で3位となっている。これまでのところ、Bingはまだそれほどの脅威とはなっていないようだ。だからこそBingはFacebookと提携したかったともいえるが。
またGoogle直営サイトのみならず、Adsense、クラウドのGoogle Apps、Androidなどの他の事業も増収だったという。もっともGoogle本体(48億ドル)に比べれば、だいぶ小さい(2.5億ドル)が検索広告の収入が大きすぎるからともいえるだろう。本体でいえばYouTubeが黒字に転じてきたことは大きいだろうし、Android関連も伸びそうである。クラウドは設備投資のコストはどうなのか。もっともこれはどのクウドベンダーにもいえることである。
それにしても最近Googleのみならず、AppleといいIntelといい、過去最高益を出している。いずれもライバルはいるものの、検索、iPhone、CPUなど各ジャンルでシェアで圧倒していることがそれに繋がっている。健全なネットの進歩のためには、まだまだ多くのジャンルで競争が続いてほしいものだ。